2012年11月28日水曜日

【親権】子供の意思を尊重したいという気持ちは、誰にでもある。ただし、子供の意思を汲み取ることはとてもむずかしい

「子供の意思」とは何か?(離婚・遺産相続弁護士の日々雑感)
http://mori-law-office-blog.at.webry.info/201211/article_3.html

(引用開始)

家事事件は児童心理や児童教育、精神医学と深く関わっていることを認識しないまま、単に法律の枠にだけとらわれた民事取引法的な処理をする弁護士が多いが、問題があると言わざるを得ない。夫婦親子の問題は、法律論だけでは割り切れない部分が多いからだ。

(引用終了)


家庭裁判所の裁判官も、児童心理学の専門家ではありません弁護士も、同様です。
親権者を定めるに際して子供の意思を尊重すべし、というのはよく言われることではありますが、これが本当に難しい

例えば、子供が「パパ(ママ)と一緒にいたい」と言ったからといって、子供がパパ(ママ)の下で養育されたいと考えているとは必ずしも判断できないでしょう。
「一緒にいたい」と言ったのが久しぶりの面会時のことであれば、「もう少し長い時間一緒にいたい」という意味かもしれないわけです。

上記の例はあまりにも単純過ぎるものですが、単に子供自身が発した言葉を切り取って評価することは、好ましくないと言えるでしょう。

家庭裁判所には児童心理の専門家である調査官がおり、親権問題で争いになる場合には、調査官が現場まで赴いて調査報告をすることがあります。

「裁判官でもないのに適当な報告を書くな」と反発する姿勢を見せる当事者も少なくないのですが、裁判官が児童心理の専門家でない以上は、調査官の意見を尊重するということにも、一定の合理性はあると思います。

ただし、だからといって調査官に全てを丸投げするのではなく、裁判官弁護士が少しでも児童心理について常日頃から関心を抱き、色々と学んでいくといった姿勢が必要なのではないでしょうか。自戒を込めて

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