最近、標題のような質問を受けました。
結論。弁護士になっても自由な時間は確保出来ます。
たしかに弁護士といっても色々な就業形態があり、例えば企業内弁護士や自治体内弁護士の場合には、就業時間が決められているでしょう。その就業時間中にどこかに遊びに行くわけにもいきませんし、こっそりとTwitterをすることもマズいと思います。
勤務弁護士の場合には、就業時間が決められている場合と決められていない場合に分かれると思います。決められている場合には、やはりその時間内にプライベートな時間を持つことは出来ません。
独立している弁護士や固定執務時間制が採用されていない弁護士の場合には、いつ仕事をしようと自由であり、結果さえ出せばそれでよしといった印象があります。具体的にどのような結果を出せばよいのかという問題は残りますけれど。
弁護士も自営業者ですから、いつ仕事をしても自由ですし、仕事をしなくても自由です。もちろん責任が伴いますよ。
弁護士といえばとにかく多忙といったイメージがあり、しかも弁護士の数が増加した現在においてはさらに薄利多売に拍車がかかったのではないかとの見方もあります。そのような見方も、一部においては正しいのかもしれません。ですが、工夫の余地は大いにあると思います。
固定費の削減、報酬体系の見直し、打ち合わせ方法の改善など。削る部分もあれば増やす部分もあります。その結果として、より自由に使える時間が生まれるのだと思います。
これらの工夫を行うために必要となるのが、IT機器の活用でしょうね。私もIT関連にそれほど詳しくありませんが、興味は持っているつもりです。常に、便利なサービス・仕組みを探しています。
パソコンを利用することにより、仕事をする際に場所に拘束されることが無くなります。軽いパソコンがどんどん発売されていますから。ただし、情報漏洩には絶対的な注意を払いましょう。
パソコンも、古くなったものをいつまでも使うのではなく、定期的に買い換えたほうが良いと思います。より快適な執務環境を求めることにより生産性が高まり、その結果として自由な時間が確保しやすくなるでしょう。
パソコンを買い替えるともちろんお金がかかりますが、そのお金以上のものを得られます。執務環境に対する投資は、何よりも重要です。
投資の方法さえ間違えなければ、生産性は必ず高まりますし、人生も必ず充実します。どこにどれだけ投資するか。これを判断できる目を養っていきたいものです。
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