午前中、刑事事件の公判に出廷しました。
大阪の場合、関係者以外にも傍聴人がいらっしゃることが珍しくないのですが、今日は制服を着た高校生風の女性が20人程で固まって傍聴されていました。
それと、修習生ですね。法廷内からの傍聴ではなく、傍聴席からの傍聴でした。なんでだろう。
刑事事件は、傍聴向きですね。特に自白事件の場合、第一回期日において弁論終結まで進みますから。手続を知るという意味では、自白事件の傍聴が良いでしょう。
傍聴人が多いと弁護士は緊張するのか?という質問を受けることがありますが、私の場合には気になりません。一生懸命に弁護活動をしている際に、傍聴席の様子を気にする余裕が無いということでもあります。
弁護士が傍聴する場合も、ありますよ。他の弁護士の弁護活動を見て、色々と技術を盗むこともあります。多忙になると傍聴する機会も減ってしまいますが、同業者の仕事っぷりを見学することは、とても有益なことです。
民事の場合、弁論準備手続になると傍聴出来ませんから、やはり尋問手続を見学することになりますね。尋問は弁護士にとって瞬発力の問われる場面ですから、特に実践が重要となる分野だと思います。
実践といっても、数をこなすことは難しいですから、やはり他人の尋問風景を見て学ぶということも必要となってくるでしょう。
今日も忙しいですが、時間を見つけて傍聴出来ればと思います。出来るかな。。。
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