今から4月ぐらいにかけて、一部の裁判官は転勤となり、従来の事件を担当していた裁判体が変わることも多いです。
今日出廷した弁論準備期日においても、裁判官が次回以降変わるため、次回期日を具体的に指定することが出来ず、期日は「追って指定」という扱いでした。
裁判官が頻繁に転勤させられるのは、地域との癒着を防止するためでしょうね。特に住民自体が少ない地域の裁判官だと、日常生活において事件当事者と遭遇してしまうこともあるそうです。大変ですね。
弁護士には原則として転勤がありませんが、そのためにマンネリ化するといった悪影響もあるかもしれません。だからといって定期的に場所を移ってしまうと、お客様が離れてしまいますからね。特に顧問先を抱えている場合には、場所を移る=顧問先を失う、といったことにも繋がりそうです。
独立を機に地元に戻るといった弁護士も多いようです。独立するまでは同じ事務所の雇用主である弁護士から仕事を振ってもらうことになりますが、独立すると、自分で仕事を獲得することになります。なので、弁護士が場所を移るとすれば、独立する機会を逃せば、かなり難しいことになると重います
このご時世、どんな職種に就こうともどこで仕事をしようとも厳しいことに大差無いのですから、どうせなら好きな地域で仕事をしたほうが良いと思います。特に弁護士になる人は、都会が激戦だからという理由だけで都会を敬遠するのは、良くないと思いますよ。後悔するかもしれませんよ。
仕事なんて大体はしんどかったりするものですから、少しでも気持ち良く働ける環境を手に入れたいものです。メンタル次第で、仕事の辛さは、大きく変わると思います。メンタルが一番大事かと。
さて、午後からは新件のご相談です。頑張りますよ。
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