朝一番から、大阪地裁で民事の期日に出頭してきました。第一回期日って、出頭したところで、訴状を陳述するだけなのです。陳述といっても、実際に訴状の中身を全て読み上げるようなことはせず、事前に相手方及び裁判所も訴状(あるいは訴状の副本)を受け取っているため、それを確認するだけのことです。
まあ、行政訴訟など社会運動的要素を伴う事件の場合には、傍聴席にも理解できるよう訴状の内容を逐一読み上げることがあるとかないとか。ちなみにですが、行政訴訟だって民事訴訟の一類型ですからね。民事訴訟、刑事訴訟、行政訴訟と三類型あると思われがちですが、通常の民事訴訟を修正したものが行政訴訟であるとの理解が正しいのかもしれません。
で、今日は刑事弁護の当番待機日なのです。逮捕・勾留された被疑者のもとに駆けつける刑事弁護人のお仕事ですね。遠方の警察署に勾留されている場合もありますから、結構な肉体労働だと思います。意外かもしれませんが、弁護士の仕事って、肉体労働なんですよね。
現在は、まだ当番の出動要請が来ていません。来ないなら来ないで構わないのですが、なんだかソワソワします。。。
午後からは、家庭裁判所の期日に出頭します。事務所から家庭裁判所までは、少し離れています。徒歩では厳しいでしょうね。電車かタクシーでしょう。
家裁も地裁と同じ場所にあれば便利なのでしょうが、敷地確保の問題ですかね。家裁案件もそれなりに扱っている私としては、一箇所に集約してもらったほうがありがたいですね(笑)。
今日も、落ち着いて一つずつ業務を進めていきたいと思います。
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