2013年6月4日火曜日

「サラリーマン辞めて自由なフリーランスに!と息巻く人に刺しておきたい7つのクギ」という記事を読んだ

サラリーマン辞めて自由なフリーランスに!と息巻く人に刺しておきたい7つのクギ


上記記事では、フリーランスとして生きていく人にとって切り離すことができない「悩み」について、以下の様な項目が掲げられています。

  1. 安定しない収入、貯金が減っていく恐怖
  2. 将来の生活・スキルの不安
  3. 年金・健康保険は全部自分で
  4. 確定申告などの会計、交渉事など全部自分で
  5. 休んでも誰も稼いでくれない、手当ももらえない
  6. 動かないと誰も助けてくれない、誰も教えてくれない
  7. 人との交流は積極的にいかないと断たれ、孤独に苛まれるかもしれない
これらの項目って、実は、弁護士にもそのまま当てはまるのですよね。弁護士は、基本的には、サラリーマンではなくフリーランスなのです。

フリーランスっていうと「かっこいい!」と思う人も、もしかしたらいるかもしれません。実際、私も、そう思っているふしがあります。

しかし、フリーランス、そんなに甘く無いです。もちろんサラリーマンも甘く無いですから、どちらがより辛いか、という話をするわけではありません。辛さの質が違う、ということです。

「弁護士なんてどうせ沢山稼いでいるんだろ」などと言われることも未だにありますが、良い時と悪い時が必ずあるため、一概に稼いでいるとも言えないでしょう。

売上には、当然、波があります。そして、全てが先払いとは限りませんから、今月は忙しく仕事をしているにもかかわらず売上はさっぱり立たない、という状況も、全く珍しくありません。

国選の報酬や成功報酬なんて、それこそ忘れた頃に入ってきます。国選の振込通知が来て「これいつの事件の分?」って、しばらく考えないと思い出せないなんてこともしばしば。今月は売上が少ないから国選を頑張ろう~っていっても、その報酬が入ってくるのは何ヶ月先だろう?といった感じです。

フリーランスだから幸せであってサラリーマンだからそうでもない、といったことは、残念ながら、全くありません。これだけは断言出来ます。フリーランスとサラリーマンでは大変さの質が異なるだけで、向いてない人にとってはフリーランスという選択肢はまさに地獄だと思います。

弁護士を目指す人って、意外にこういった問題意識が無かったりします。私なんかは受験生時代からそれなりにそういった問題点を意識してそれなりに覚悟を決めてきたつもりですが、それでもやはり甘かったな、とは思います。

裁判官、検事、弁護士は「法曹三者」として一括りにされることもありますが、労働スタイルに着目すれば、弁護士というのは、もはや裁判官や検事とは相容れない存在です。弁護士が「在野法曹」といわれるのも、そういった理由があると思います。

弁護士って、そういう意味では、「かたぎ」ではないと思っています。不安定でふらふらしていて、だけど時として社会の役に立つ。そういう存在でありたいです。



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