2013年6月28日金曜日

個人事務所の行く末

私が現在籍を置いている法律事務所は、弁護士の数としては2人です。完全な個人事務所です。


世の中には弁護士1人(事務員は他にいる場合が多い)でやっている事務所もあり、このような事務所はまだまだ多いです。


他方で、法律事務所の大型化も進んでいます。かつては大型事務所といえば企業法務系の法律事務所であるとの認識が通常でしたが、今では、一般民事を中心に扱う法律事務所ですら弁護士の数が増えてきているところがあります。


複数の弁護士で事務所を経営することのメリットは、やはり経費の負担が相対的に軽くなるということでしょう。弁護士の人数に比例して経費も増えるなどといったことはありません。そういった意味で、一人事務所が一番非効率であるともいえるかもしれません。


法律事務所も経営の合理化が図られる傾向にあり、先述のような大型事務所化の傾向は、更に進んでいくものと予想しています。そして、そのような事務所の特徴として、インターネット中心とした広告展開というものが挙げられます。


インターネット広告は、広告媒体の中でも安価に出稿できるものです。テレビ広告などとは比較に鳴らず、キーワードによっては一回あたり数百円で出稿できることもあります。


とはいうものの、インターネット広告が以前に比べて普及し、広告料は上がってきています。入札制という特殊な形態により広告料が決まりますが、安定的に上位で広告を表示させようとすれば、かなりの資金投下が必要となってきているのです。


個人事務所がこのような広告合戦に競り勝つためには、それこそ資金力が必要なのですが、はっきりいって、難しいでしょう。


法律事務所の大型化、民間企業化は、今後さらに進むものと思われます。そのような流れの中で、個人事務所がどうやって生き残るか。これは、多くの弁護士にとって深刻なテーマであると考えています。


個人的には、妥協をしてまで弁護士をしようとは思いませんから、今のスタイルで限界が来れば、その時には弁護士業界から去ることになるのかな、と思います。弁護士として一生を過ごさなければならないといったことは、全くもってないわけです。


しがみつかない、といった選択肢も、十分にあり得るわけです。


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