弁護士の平均所得が下がっているというニュースも広く知れ渡るようになった昨今、昔に比べて弁護士という職業の魅力が下がっているという見方もあるようです。
職業というものに対して何を求めるのか?ということですが、より沢山のお金を稼ぐということに重点を置くのであれば、士業や専門職ではなく起業家を目指すべきでしょうね。起業家を目指す場合、失敗する可能性も勿論それなりに存在しますが、成功した時の見返りが桁違いでしょう。
私が職業というものに対して求めるものは極めて多様なのですが、特に重視しているのが「自由」ということです。仕事の獲得、仕事に対する姿勢など、すべての面において自由であることに意義を見出しています。
自由度の高い職業といえば、勿論ながら弁護士業以外にも存在するわけですが、弁護士の場合には資格による参入障壁が未だ存在しますから、相対的に見て恵まれているわけです。
職業というものに対して自由を求める人は、弁護士をはじめとする士業が向いているのかもしれません。資格を有さないコンサルタントとして生きていくという選択肢もありますが、参入障壁が無い分、競争も大変でしょう。
弁護士という職業は、私にとっては、魅力のあるものなのです。